セイコー38クオーツのガラスを外す
■セイコー38クオーツのガラスを外す
これが分解する時計です、
1972年製の古いクオーツ時計です。
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裏蓋を開けた所、普通より大きな水晶振動子が見えます。
現在のクオーツ時計の32768Hzの振動子とは違い16384Hzの周波数です。
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ガラス側のベゼルの隙間にこじ開けを力いっぱい差し込んで分解したところです。
左から本体、ゴム製パッキン、ガラスを取り付ける台座、ガラス、ベゼルが並びます。
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ガラスを取り付ける台座とガラスです。
最初、どのような仕組みでガラスが固定されているのか見当がつかずに頭を悩ませましたが、どうやら接着剤で固定するみたいです。
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元のガラスが傷がたくさん付いていたため、格安30ミリの時計用ガラスをAmazonで購入して、
ホームセンターで売っている2液混合エポキシ接着剤で固定しましたが、SEIKO専用の接着剤があるらしいです。
もしくは紫外線硬化型接着剤を使うともっと楽にできるかもしれません。
ちなみにはみ出した接着剤はアルミの棒で削り取りました。
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シリコンオイルでベタベタにして手で軽く本体とパッキン、ガラス台座をはめて、この後ベゼルを圧入しました。
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だが、しかし、一度目はうまくベゼルがはまったので、もう一度ベゼルを外してやり直したら、もともと劣化していたゴムパッキンが伸びてうまくはまらなくなってしまいました。
こんなゴムパッキンが手に入らないため仕方がなく台座と本体も接着剤で固定しましたが、正しいやり方があるのでしょうね。
残念、また壊してしまったよ(笑
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